かゆうまの元ネタ
①バイオハザードの「飼育員の日記」
「かゆうま」といえば、カプコンのホラーゲーム『バイオハザード』の「飼育員の日記」に登場する文章が最も有名だ。
この日記は、アンブレラ社の研究所で働く飼育員がT-ウイルスに感染し、理性を失っていく過程を記録したものだ。
文章は次第に支離滅裂になり、最後には「かゆい うま」という奇妙な言葉で終わる。
この独特な表現が強いインパクトを与え、多くのプレイヤーの記憶に残った。
②楳図かずお作品に見られる狂気的な文章
ホラー漫画家・楳図かずおの作品にも、「かゆうま」と通じる狂気的な日記や手記が登場する。
特に『漂流教室』や『14歳』では、登場人物が極限状態で正気を失い、断片的な言葉を書き残すシーンがある。
楳図かずおの作品は「狂気に染まった人間の心理描写」を得意としており、「かゆうま」のような支離滅裂な表現が登場しても不思議ではない。
バイオハザードの開発者が、楳図かずお作品に影響を受けた可能性も考えられる。
③クトゥルフ神話の「禁断の書物」
H.P.ラヴクラフトの「クトゥルフ神話」には、読むだけで発狂するとされる禁断の書物が多数登場する。
『ネクロノミコン』をはじめとするさまざまな書物には、発狂した者が残した意味不明の言葉や支離滅裂な記述がある。
バイオハザードの「かゆい うま」も、異常な精神状態の記録という点ではクトゥルフ神話の影響を受けている可能性がある。
特に、言葉が崩壊していく表現は、ラヴクラフト作品の狂気描写と共通している。
④実際の狂人の日記に見られる言語崩壊
精神疾患の研究において、実際の患者が書き残した日記や手紙の中には、文法が崩壊し、意味不明な単語が並ぶものが存在する。
例えば、19世紀の精神病院に収容されていた患者の記録には、まさに「かゆうま」のような文章が見られることがある。
ゲームの脚本家が、こうした実例を参考にして「飼育員の日記」を執筆した可能性は十分に考えられる。
⑤ゾンビ映画の感染者の言葉
「かゆうま」に似た支離滅裂な言葉は、ゾンビ映画の感染者や発狂したキャラクターが発することがある。
例えば、ジョージ・A・ロメロ監督の『ゾンビ』シリーズでは、感染が進行する過程で意味不明な言葉を発するシーンがある。
ゲーム『バイオハザード』もゾンビ映画の影響を強く受けており、感染者が支離滅裂な言葉を残すという設定は、ゾンビ映画の演出を参考にした可能性がある。
かゆうまの口コミ
かゆうまって最初に見たときは意味不明だったけど、バイオの飼育員の日記のラストって知って衝撃だった
クトゥルフ神話の狂人の記録と同じような雰囲気を感じる。発狂すると文章が崩れるのって怖い
楳図かずおの漫画にも似たような狂気的な書き方あるよね。ホラー作品の定番表現かも
実際に精神病患者の日記ってあんな感じなのかな?だとしたらすごくリアルで怖い
ゾンビ映画でも、感染者が意味不明なことをつぶやいてた気がする。『かゆうま』もそういう系譜なのかも