見せられないよの元ネタ
放送コードと検閲演出
「見せられないよ」は、放送コードや検閲演出に関連するネットミームである。
特定の映像を視聴者に見せられない場合、ニコニコ動画やYouTube、SNSなどインターネットの中で使用されるケースが多い。
使用方法としては、モザイクや黒塗りの代わりに「見せられないよ」のキャラクターを配置する。
また、「見せられないよ」のようなフレーズは、実際の規制ではなく、演出としてユーモラスに使われることが多々あり、「見せられないよ」の表現がネタとして発展した。
ハヤテのごとく!の「見せられないよ」
「見せられないよ」のフレーズとキャラクターが広く知られるようになったきっかけの一つが、アニメ『ハヤテのごとく!』である。
作中で、視聴者に見せられないシーンが発生した際に、「見せられないよ!」という独特の画面演出が挿入された。
「見せられないよ」演出がネット上で話題になり、ミームとして広まった。
以降、アニメやゲームで似たような規制ネタが使われるようになった。
サンリオの「見せられないよ」
「見せられないよ」のキャラクターをモチーフに、サンリオのキャラクターへ描き変わっているものが存在する。
描き変わっているサンリオのキャラクターは、シナモロールやマイメロディ、ポムポムプリンなどが挙げられる。
フレーズのキャッチーさ、キャラクターの愛らしさが相まって、ファンの間で「見せられないよ」と結びつけられた。
ただし、サンリオ公式が「見せられないよ」を直接使用したわけではない。
ニコニコ動画での広まり
「見せられないよ」は、ニコニコ動画を中心にネットミームとしても定着した。
昔のテレビ番組やアニメの規制演出をネタにしたMAD動画が多数投稿された。
特に、唐突に「見せられないよ」と画面に表示される演出がウケた。
ニコニコ動画での拡散により、アニメやゲーム以外のジャンルでも使われるようになった。
テレビ放送事故との関係
「見せられないよ」は、実際のテレビ放送事故とも関連がある。
生放送中に予期せぬトラブルが発生した際、画面が切り替わり、規制的な表示がされることがある。
例えば、機材トラブルや放送禁止用語が流れた際、「ただいま放送を中断しております」などのメッセージが表示されることがある。
テレビ放送事故の演出が「見せられないよ」と結びつき、ネタとして使われるようになった。
見せられないよの口コミ
ハヤテのごとく!の『見せられないよ』、あの演出ほんと好きだった
サンリオが規制ネタをやるのは意外だけど、シナモンならアリかも
ニコニコ動画でこのネタめっちゃ流行ったよな
テレビの放送事故で本当に『見せられないよ』みたいな画面になったのは笑った
結局のところ、規制ネタとして広まったって感じだね